菊地先生:進路活動を始めたのは3年生の夏頃から?
Oさん:希望していた大学への推薦が難しくなって。新しく進学先を探し始めたのがその頃です。学校を見ながら、「教員免許」を取得できる大学をチェックするようになっていました。
菊地先生:これまでも他学部はあったけど。日々輝での文学部の指定校推薦枠は今年が初めてなんですよね。
Oさん:国語教諭をめざしているけど、日本語や日本文学を学ぶだけではなく、その背景にある文化や歴史、思想・哲学、民俗なども含めて学びたいと考えていたので。「国士舘大学文学部」は結果的にベストの進路でした。今年から指定校推薦ができたなんて運命かもしれません。
菊地先生:やりたいことが明確だったから、小論文や面接の指導も進めやすかったです。
Oさん:先生たちと話すことで、やりたいことがよりはっきりしていきました。
菊地先生:小論文は添削を重ねるたびに、内容が深まっていました。アドバイスをあげると、それを踏まえて修正するだけでなく、自分で考えたことを追加してよりよいものにしようと。
Oさん:考えが凝り固まりやすいので、たくさんの人に読んでもらって、多様な意見を聞くようにしました。
菊地先生:くじけずに繰り返しがんばる姿は、書道のときと一緒。
Oさん:ニュースを見て自分なりに考えたことをどう伝えるかについても、先生たちに何度もアドバイスしてもらいました。
菊地先生:人の言葉に耳を傾けられるのがいいところ。さまざまなことを吸収して、引き出しの多い教員になってほしいです。
Oさん:日々輝の先生たちを鏡にしてがんばります。